
1977年に開催されたカラヤン・コンクール・ジャパンで、ベルリン・フィルを指揮し、第2位に入賞。カラヤン氏に招かれ、ベルリンを中心に研鑚を積む。帰国
後は全国の主要オーケストラに客演。クラシック・コンサートはもとより、オペラ、バレエ、ミュージカルなど第一線で活躍中。特に、映画音楽分野での活躍はめざましく、生オーケストラ演奏と映像をシンクロさせた「ファンタジア シネマ・ライヴ」(1991年)や、マイケル・ナイマン氏「ピアノ・レッスン」組曲日本初演、ミッシェル・ルグラン氏「生誕80年記念ジャパンツアー」、デヴィット・ヘルフゴット氏とのラフマニノフ「ピアノ協奏曲第3番」など、歴史的なコンサートにも名を連ねている。映画音楽のCDレコーディングにも積極的に参加。その録音数はすでに100曲を超えている。また映画で使われたサウンドを出来るだけ忠実に復元したオーケストラ楽譜の制作や、自身の企画・構成による “映像付コンサート・シリーズ”を展開。映像付コンサートでは「ローマの休日」「カサブランカ」など往年の名画や、「トムとジェリー」、ディズニー映画「ファンタジア」などのアニメーション映画を取り上げ、全国各地で好評を博している。